高効率燃焼加速装置 FS02(Fuel Saber)
フュエルセイバーとは?
この装置はA重油・灯油を用いるボイラー、ディーゼルエンジン用の燃焼加速装置です。
通常燃料はそのまま給油管を流れて燃焼装置に送られますが、この装置はウルトラファインバブル処理を行います。
ウルトラファインバブル処理とは?
燃料をウルトラファインバブルノズルを通過させることにより、給油管内の燃料中に瞬間的にマイクロバブル・ナノバブルが発生します。
それにより、燃料クラスターが微細化されます。
ファインバブル技術は、日本が世界の先端的地位にあり、それを燃料処理に応用したのがフュエルセイバーです。
燃料液滴微細化により比表面積が増加し燃焼が促進されるとともに、
燃焼時間が短縮されます。液滴を球体と仮定すると、
その径が20%小さくなる(4/5)と、
同じ体積の燃料を液滴化した場合の表面積の合計は25%大きくなります(5/4)。
一つの液滴の体積は、ほぼ1/2になります。その結果、燃料は効率的に酸素と結びつき、完全燃焼に近づきます。
火炎が広がりにくくなり、発生する熱エネルギーが集中するため、燃焼効率がアップし、同時に火煙発生も抑制される高効率燃料加速装置です。